米7月小売売上高 半導体不足の影響で自動車販売振るわず!

2021年08月18日

米商務省(USDC)が17日に小売売上高を発表し市場予想の-0.2%を下回る-1.1%となりました。原因としては半導体不足で自動車や一部の家電製品の売り上げに影響が出ている他、新型コロナのワクチン接種が進み消費支出がモノの購入から、旅行や娯楽などのサービスに移行していることが挙げられています。

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米7月小売売上高

17日、米商務省(USDC)が7月の小売売上高発表しました。結果は前月比-1.1%となり、市場予想の-0.2%を下回りました。原因としては世界的な半導体チップ不足により自動車生産が抑制されていることがあげられますが、半導体不足は電子レンジや冷蔵庫など一部の家電の供給にも影響しています。また経済再開や刺激策による消費押し上げ効果も弱まっていて、今後の経済成長が鈍化する可能性があります。なお自動車を除くコア小売売上高は-0.4%で市場予想の+0.1%を下回っています。

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小売売上高は大方モノの売り上げであり、残りの消費支出は医療や教育、旅行、宿泊などのサービスから成っています。小売売上高統計でサービスの項目は外食のみで小売売上高が低迷している一因は、米国の50%以上の人が新型コロナウイルスのワクチン接種を受けていることに伴い、消費支出がモノから旅行や娯楽などのサービスに移行していることです。ただ新型コロナのデルタ変異株の感染が増えていることからサービスの売り上げが鈍化する可能性もあります。

部門別で見ると、自動車・部品が-3.9%。前月の-2.2%に続く減少となっています。引き続き半導体不足が自動車販売に影響を与えています。

衣服・服飾品は-2.6%。オンライン販売は-3.1%でした。建材は-1.2%、スポーツ・娯楽用品は-1.9%とそれぞれ減少しています。

一方で外食は+1.7%となり前年同月比では38.4%増加しています。また家電も0.3%増となっています。

ウェルズ・ファーゴのシニアエコノミスト、ティム・クインラン氏は「経済がある程度正常化するにつれ、今年は裁量的なサービスが個人消費全体を押し上げるとの見方を維持していたが、新型コロナ感染が再び拡大している今、このような効果はより弱まるかもしれない」と述べている一方で、ネーションワイドのシニアエコノミスト、ベン・エアーズ氏は「経済は力強い前向きな勢いがあり、それは2022年にも引き継がれるはずだ」と指摘しており「今後数カ月で個人消費のペースが鈍化すれば全体の成長率を低下させる可能性はあるが、おそらく小幅なものにとどまる」としています。

今回の発表におけるMT4 EAへの影響

今回の米7月小売売上高の発表で相場がわずかながら動いたもののそれほど影響を与えることはありませんでした。当社が無料でリリースしているMT4用の自動売買ソフトであるEAの取引にも問題は見られていません。なお8月18日の27時(日本時間19日AM3時)にはFOMC議事要旨の発表が予定されていますが、発表時に相場が乱高下するおそれもありますので、当社のリリースするMT4 EAをご使用の方々はご注意ください。

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