米4-6月期四半期実質国内総生産(GDP) コロナ禍前の規模に回復

2021年07月30日

米商務省(USDC)が29日、4-6月期四半期実質国内総生産(GDP)速報値を発表し、市場予想である+8.5%には届かなかったものの+6.5%となり、新型コロナのパンデミック前の規模に回復しました。市場では4-6月期が回復局面でのピークと見ていますが、年内は底堅く推移すると見ています。

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米4-6月期GDP

29日、米商務省(USDC)が2021年第2・四半期の実質国内総生産(GDP)速報値は、年率換算で前期比+6.5%となり、規模としては新型コロナウイルス禍前の19年第4・四半期を上回りました。個人消費や企業の設備投資が堅調で、成長を後押しする一方、サプライチェーン(供給網)の制約に伴う在庫の大幅な切り崩しが重しとなり、市場予想の+8.5%増には届きませんでした。

なお第1・四半期のGDPの伸びは+6.3%となり速報値の+6.4%から下方改定されました。2020年については-3.4%となり-3.5%から上方改定されましたが1946年以来の大幅な落ち込みとなった結果に変わりはありませんでした。

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市場エコノミストによると「経済が不況で失ったものを完全に取り戻し、本格的な成長軌道に乗っている」と分析しているようです。

部門別に見ると第2・四半期はGDPの7割を占める個人消費が+11.8%と、前四半期の+11.4%に続いて2四半期連続で2桁の伸びとなっており。企業の設備投資も+8.0%。その他外食や宿泊、娯楽、自動車などの消費も好調でした。しかし一方で住宅投資は-9.8%となり、前四半期の+13.3%から一転してマイナスに転じています。

在庫変動は1659億ドルのマイナス。前四半期の883億ドルからマイナス幅が拡大しました。輸出は+6.0%、輸入は+7.8%、政府支出は-1.5%となっています。

物価面では、FRBが物価の目安として注目するコア個人消費支出(PCE)価格指数の伸びが6.1%と、前四半期の2.7%から急拡大し、目標の2%を大幅に上回った。ただ、パウエル議長はインフレの高進が一過性との見方を崩していないようです。

米国の経済成長率は第2・四半期に現在の回復局面でピークに達したとみられていますが、年内はなお底堅く推移する見込みで、今年の成長率は7%程度と1984以来の高成長を記録する見込みです。

今回の発表におけるMT4 EAへの影響

今回の米4-6月期四半期実質国内総生産(GDP速報値で予想を下回った事からドル円相場は一時的に20pipsほどドルが下落しましたがそれほどの混乱は見られませんでした。また当社がリリースするMT4用の自動売買ソフトであるEAには幸い大きな影響はありませんでした。

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