米 6月ISM非製造業景況指数は予想値下回る!
6日に発表された米6月ISM非製造業景況指数は60.1となり予想の63.5を下回る結果となりました。この結果の大きな要因としてあげられるのは、ここ最近問題となっている新規雇用の低迷です。しかしその他の部門の指数はおおむね好調を維持しており、特に仕入れ価格が前月よりも良化していることが市場に安心感を与えています。
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米 6月ISM非製造業景況指数
6日、米供給管理協会(ISM:Institute for Supply Management)が6月の非製造業景況指数を発表しました。ISM非製造業景況指数とは、米供給管理協会(ISM)が、非製造業約370社の購買担当役員にアンケート調査を実施して発表され、景気転換の先行指標となります。生産、新規受注、在庫、雇用のデータを前月と比較して、「良い」「同じ」「悪い」の三者択一の回答を元に、季節調整を加えた景気動向指数を作成します。米経済の構造上、サービス産業の比重が増しているので、重要性の高い指標です。
今回発表されたISM非製造業景況指数は60.1となり予想値(63.5)および前月(64.0)を下回る結果となり拡大ペースが鈍化しました。雇用の指数が縮小に転じて、雇用主が人材の確保に苦戦していることを反映した結果です。
以下が今回のISM非製造業景況指数の詳細です()は前回発表値
総合 60.1(64.0)
事業活動 60.4(66.2)
新規受注 62.1(63.9)
雇用 49.3(55.3)
入荷水準 68.5(70.4)
仕入価格 79.5(80.6)
輸出 50.7(60.0)
輸入 58.2(50.4)
全体の活動拡大ペースは前月から鈍化しましたが、外食や宿泊、旅行といったサービスへの需要が依然底堅いことは示されています。受注残の指数は1997年の統計開始後の最高水準となりました。
しかし雇用の指数は49.3(前月55.3)と活動縮小に転じ年初来最低となり、先週発表されたISM製造業総合景況指数と同様に人材確保が難航している様子がうかがえます。
ISM非製造業景況調査委員会のアンソニー・ニエベス委員長は「過去最高をつけた前月からはやや衰えたが、サービス業界はそれでも高い活動拡大ペースを維持している」と発表資料で指摘し、「資材の不足やインフレ、物流、人材に関する課題が事業環境への阻害要因であり続けている」と述べました。
6月は18業種中16業種で活動が拡大し、中でも芸術、娯楽・レクリエーションの拡大が目立っています。逆に不動産と農業は縮小を示しました。
6月の細目では在庫景況感も縮小し、サプライチェーンの制約がなおも経済活動を抑制していることを示しています。
入荷水準を示す指数は高水準となり、トラックの稼働状況や鉄道運行の遅れ、港湾の混雑状況やコンテナ不足などが原因となっています。
在庫変動の指数は過去最低となり、在庫水準が低過ぎると感じているサービス業者が増えたことを示した。仕入れ価格指数は小幅低下し、価格が依然高い中でもコスト上昇圧力が和らぎつつある可能性を示しました。
今回の発表におけるMT4 EAへの影響
今回発表されたISM非製造業景況指数によって相場の混乱は見られませんでした。予想値や前月値は下回ったものの雇用難は9月の失業保険給付期限終了以降の回復が望めるとともに、仕入れ価格も前月よりも低下し高インフレが一段落したことが市場に安心感をもたらしたものと思われます。
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しかし引き続き現在の相場は重要指標時に相場が乱高下するような傾向は続いておりますので、当社のEAをご使用の方は発表前の事前ポジション決済やEAの稼働停止をおすすめいたします。
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