米4月新築住宅販売件数 市場予想・前月比ともに下回る!

2021年05月26日

25日、米国の4月新築住宅販売件数が発表されましたが、市場予想も前月比も下回る結果になりました。この結果の要因としてあげられているのが、市場での新築住宅在庫不足と建築資材価格の高騰です。資材価格が上がったことで住宅価格も急騰し住宅購入者が減少したものと見られています。

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米4月新築住宅販売件数

25日、米商務省が4月新築住宅販売件数を発表し、前月比-5.9%(予想値-4.5%)で年率換算は86.3万件(予想値97.5万件)と、3月の同7.4%増から減少に転じ、年率換算も市場予想の95~98万戸に対しても大きく下回りました。前年比については48.3%増と、3月の47.2%増に続いて高い伸びとなり、12カ月連続で前年水準を上回っています。

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4月の新築住宅販売件数の数値が弱くなった理由としてあげられているのが、市場での新築住宅の在庫不足に加え、最近の建築資材の高騰で住宅価格が急騰したことによる住宅購入者の住宅取得能力の低下です。住宅取得能力の低下を反映し、最近の住宅ローン申請件数も減少傾向を示しています。

4月の新築住宅販売件数の内訳は、バックログ(建築許可が下りたあと、未着工となっている件数)が前月比16.5%増の32.5万件と、大寒波の影響で住宅建築ペースが大幅に鈍化した2月の同10.0%減や3月の同2.1%減から3カ月ぶりに増加し、2006年以来15年ぶりの高水準となりました。しかし、建築中の新築住宅の販売件数は同20.9%減の30.6万件と、3月の同9.6%増から減少し、2020年6月以来10カ月ぶりの低水準となりました。

また4月の住宅価格は中央値が前月比11.4%上昇の37.2万ドル(約4,000万円)と、3月の同5.3%低下から3カ月ぶりに上昇に転じ、前年比も20%上昇と伸びが加速しています。

販売価格帯をみると、40万ドル(約4,400万円)以上の高額物件の販売比率が39%と、3月の35%を上回った一方で、15万ドル(約1,650万円)から40万ドル(約4,400万円)未満の手ごろ物件の比率は前月の65%から60%(前年同月66%)に低下し、高額物件の比率が高まりました。

住宅供給(在庫)をみると、4月の新築住宅在庫は前月比3.9%増(前年比1.6%減)の31.6万件と、前月の同0.7%減から増加に転じ、2020年4月(32.3万件)以来1年ぶりの高水準となりました。これを4月の販売ペースで計算した新築住宅の在庫水準は4.4カ月相当と、3月の4カ月分を上回り、2020年5月(5.3カ月相当)以来9カ月ぶりの高水準となっています。今後は新築住宅在庫が増加していることから新築販売件数も向上すると期待されています。

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今回の発表におけるMT4 EAへの影響

今回の米4月新築受託販売件数の結果はある程度市場でも予測できていたことから、為替相場では折り込み済みだったようで、相場が乱高下するようなことにはなりませんでした。また当社がリリースするまたMT4(Metatrader4)用の自動売買ソフトであるEA(ExpertAdvisor)にも直接的な影響はありませんでした。現在の為替相場は安定状態にあり、引き続きEAにも好成績が望める傾向にあります。

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