必要なインジケーターとは

2014年01月15日

インジケーターというのは、過去の値動きを決められた計算式にあてはめて数値化し、さらにパッと見て分かるように視覚化したものです。

インジケーターはチャート分析には絶対に欠かせないものです。

ちなみに自動売買で使用するEAは、このインジケーターを判断基準に売買プログラムを作成しているものがほとんどです。

インジケーターはとにかく数が多く、メジャーなもので数10種類、マイナーなものまで合わせると1000種類以上あるとも言われています。

初心者のうちは、とにかく沢山の種類のインジケーターをチャート上に表示させたがるものです。

チャートに沢山のインジケーターを表示させると、見た目にもキレイですし、なんとなく自分がトレード上級者になった気持ちになれます。

もちろんそれがキチンとした理由をもって表示されていれば問題はないのですが、そのほとんどが使い方も分からず、ただなんとなく表示しているようです。

初心者の方は、まずは自分がどういう取引をしたいのかを明確にし、そのために必要なインジケーターだけを表示させることを心がけましょう。

まずは、ひとつのインジケーターから始めてもいいです。

ひとつのインジケーターを表示して、色んな時間足のチャートを見て、値動きの予想を立てるような練習をしていると、「もうひとつこんなインジケーターが欲しい」と思うようになってきます。

それは最初のひとつめのインジケーターの見方や使い方がある程度身についた証拠です。

こうして少しずつ自分が使えるインジケーターを増やしていきます。

しかしどれだけ増やしても3~4種類ぐらいが妥当です。

インジケーターというのはメインのものを一つ使用して、その補助的な役割のインジケーターをいくつか使用すれば十分です。

もっと言ってしまえば、メインのインジケーターを一つ使いこなせれば利益を出すことができます。

まずはメインとなるインジケーターを決めて、それをきちんと使いこなすことがもの凄く重要です

次回からは、インジケーターの具体的な部分に入っていきます。

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