2014年の展望を大予想
今年もあと残すところわずかとなりました。
年末年始にFXブログなど見るかたは限られているでしょうが、タイトルどおり12月と今年一年をかえりみてみようかと思います。
また私なりに2014年の展望を少しだけ述べさせていただこうかと思います。
【12月回顧】
例年どおりといいますか、例年以上にボラティリティが低下しました。
原因として前半は、なんといっても12/18のFOMCを見据えた様子見相場であったことでしょう。
今回のFOMCはテーパリング(緩和縮小)が行われるかどうかで非常に注目されていたのでなおさらです。
結果的に来年1月からテーパリングが行われることが決定されましたが、その規模はそれほど大きなものではなかったため、相場はそれほど激しい動きはみせませんでした。
FOMC以降はクリスマス相場でボラティリティが縮小し、クリスマス以降は年末に向けて市場参加者も縮小し、値動きも緩慢なものになりまりました。
ユーロドルの日足ベースの月間平均ボラティリティは80pips程度という狭さです。
また、EAにとっても非常に不利でつまらない相場になりました。
無料配布EAも成績が悪いEAが多く苦戦しましたが、FOMC、クリスマス、年末の時期にキチンとEAの稼動を停止されていた方は、それなりの成績を収められてるのではないでしょうか。
来月末にはバーナンキFRB議長の任期が切れ、新しくイエレン氏が議長に就きます。
イエレン氏は失業率引き下げに対して非常に熱意があるとともに、金融政策に関しても保守的な人らしいので、年明け早々為替市場も活気付いてほしいものです。
【2013年回顧】
今年一年の為替相場を見ると7月までと8月以降の大きく二つに分けられると思います。
7月まではアベノミクスや米経済指標の内容が良く、市場もある程度の動きがありました。
しかし8月になると一転して、米経済に対する不安感や緩和縮小に対する様子見ムードが強くなり、ボラティリティが低下。
結局、年末まで同様の状態が続いてしまいました。
2013年のユーロドル日足ベースの年間平均ボラティリティは100pipsに届かず、例年に比べてボラティリティが小さかった2012年に比べても10pipsほど小さな値になりました。
世界的に見て、投資の対象としてFXが魅力ないものとして見られていたようです。
【2014年展望】
相場の世界で、長期的な予測は難しいです。
おそらく2014年初頭はドル買い傾向が続くと思われますが、FXで利益をあげるのに大事なのは、どう動くかよりもどれだけ動くかです。
つまり相場が活性化しなければ利益をあげやすい相場にはなりません。
世界経済が上向きになれば、投資意欲も向上し相場参加者も増大するでしょう。
ここ最近の経済動向を見ると、着々と好景気に向けて進んでいるように見えます。
問題となるのは中国経済でしょう。
中国に対する思いは個々色々おありでしょうが、やはり世界景気の向上のためには中国経済は無視できません。
現在、経済の構造改革に取り組んでいる最中でしょうが、上手くいくことを願うしかないでしょう。
いずれにせよ、経済が活性化しなければ相場市場も活性化しません。
2014年は活性化へのポテンシャルは持っていると思いますので、一層の飛躍の年になってほしいものです。
それでは今年一年ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
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