FXトレードのレバレッジ

2018年03月05日

FXトレードの特徴のひとつにレバレッジがあります。レバレッジとは「てこ」、小さな力で大きな物を動かす道具のこと。FXトレードでのレバレッジとは、自己資金以上の通貨量を取引することができる。ということを意味しています。

例えば自己資金が10万円でレバレッジが2倍であれば20万円分の通貨量が取引でき、レバレッジが10倍であれば、100万円分の通貨量が取引できることになります。

レバレッジを知ることは、FXトレードの資金管理の面において非常に大切なことですから、今回はレバレッジについて詳細に説明していきます。

なお、当社はMT4 EAの開発を専門に手がける会社ですが、当社が作成するMT4 EAはレバレッジを自動でコントロールしているので安全にFXトレードをおこなうことができます。MT4 EAにご興味のあるかたは以下のボタンから無料EAをご取得ください。

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レバレッジの計算方法(日本円が関係する通貨ペアの場合)

レバレッジの計算は以下の計算式で求めることができます。日本円が関係する通貨ペアにはUSD/JPYやEUR/JPY、GBP/JPYのようにJPY(日本円)が含まれます。

購入する通貨量 ÷ 自己資金 = レバレッジ

例えば、自己資金10万円を元手に、USD/JPY(米ドル/円)の取引を行うことにします。1ドルが110円と仮定し、1万ドル(110万円分)を購入すると、「購入通貨量110万円 ÷ 自己資金10万円」の計算式でレバレッジ11倍と導き出すことができます。

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同じく、自己資金10万円を元手に、EUR/JPY(ユーロ/円)の取引を行うことにします。1ユーロが130円と仮定し、1万ユーロ(130万円分)を購入すると、「購入通貨量130万円 ÷ 自己資金10万円」の計算式でレバレッジ13倍と導き出すことができます。

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レバレッジの計算方法(日本円がからまない通貨ペアの場合)

次は日本円が関係しない通貨ペアのレバレッジ計算をしてみます。日本円が関係しない通貨ペアにはEUR/USDやGBP/USD、USD/CADのようにJPY(日本円)が含まれていません。

例えばEUR/USD(ユーロ/米ドル)のレートが1.2000だとします。これは1ユーロ=1.2000ドルであることを意味しており、例えばユーロ/米ドルを10,000通貨購入するためには、12,000ドルでの購入が必要となります。まずはこの12.000ドルを日本円に換算してみます。

1ドル=110円とした場合の12,000ドルは

12,000ドル × 110円 = 132万円

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ここでさきほどのレバレッジの計算式にあてはめます。自己資金はさきほど同様10万円とします。

132万円 ÷ 10万円 = 13.2倍

10万円の自己資金で10,000通貨のユーロ/米ドルを購入するために必要となるレバレッジは「13.2倍」ということが導きだせます。

これが日本円を含まない通貨ペアの基本的な計算方法なので理解するとよいでしょう。

しかし、このような二段階に換算する計算をしていると手間がかかりますので、もっと簡単な計算方法を案内します。さきほどのユーロ/米ドルのレバレッジ計算では以下のような形で変換していきました。

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つまり10,000ユーロは132万円。これは1ユーロが132円であることを意味しますが、ユーロ/円のレートを確認したほうが簡単です。それでは実際のレートを見て計算してみます。

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上のレート表を見ると「ユーロ/円(EURJPY)」のレートは「131.898」です。(ASKレートはスプレッドが加算されていますので無視)

1ユーロが「131.898」円なので10,000ユーロを日本円に換算すると「10,000ユーロ × 131.898円 = 1,318,980円」となり、自己資金10万円とすると「1,318,980円 ÷ 100,000円 ≒ 13.18倍」。つまり、10万円で10,000ユーロを購入するためにはレバレッジが13.18倍必要になると導き出せます。

この計算方法であればユーロを一度米ドルに換算することなく直接ユーロを日本円に換算してレバレッジを計算することができます。

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最大レバレッジ

各FX会社は最大レバレッジに制限を設けています。レバレッジは少ない自己資金でたくさんの通貨量をトレードできる大変便利なシステムですが、何倍でもレバレッジを掛けられるというわけではありません。

以前は各FX会社が独自に最大レバレッジを設定していたため最大レバレッジ500倍や1000倍といったFX会社がありました。しかし、日本では平成22年8月に最大レバレッジは50倍と規制され、平成23年8月には最大25倍と規制されました。つまり、現在の日本のFX会社では自己資金が10万円だとすると、最大250万円分の通貨しかトレードできません。

以下計算式をご覧ください。例えば自己資金が10万円で、1ドル110円の米ドル/円をトレードする場合、最大で22,000通貨しか購入ができないということになります。

100,000円 × 25倍 = 2,500,000円

2,500,000円 ÷ 110円 ≒ 22,000通貨

しかし、海外FX会社などでは、このようなレバレッジ規制が適応されておらず、今もなお各FX会社の裁量で設定されています。当社でご紹介している海外FX会社は以下のように最大レバレッジを設定しています。

XM Trading(エックスエム)(https://mt4-ea.com/broker/xm/) → 最大レバレッジ888倍

Titan FX(タイタンエフエックス)(https://mt4-ea.com/broker/titan/) → 最大レバレッジ500倍

FXDD(エフエックスディーディー)(https://mt4-ea.com/broker/fxdd/) → 最大レバレッジ500倍

以下をご覧ください。各FX会社で米ドル/円を10,000通貨取引する場合、最低いくらの自己資金が必要かを表にまとめてみました。なお1ドルは110円とします。

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米ドル/円を10,000通貨取引する場合、最大レバレッジが25倍の日本のFX会社では44,000円の自己資金が必要。海外FX会社をみると、最大レバレッジ888倍のXM Tradingでは1,239円の自己資金のみで、米ドル/円を10,000通貨取引できます。

レバレッジコントロール

最大レバレッジが大きいからと言って、あまりにもハイレバレッジなFXトレードをするのは危険です。期待と反対方向に相場が動くと、大きな損失を受けるので、レバレッジをコントロールし、安全にトレードをおこなうことが大切です。

レバレッジコントロールとは、大きなレバレッジでトレードするのではなく、自分がどの程度まで損失を許容できるかを考えて、そこからレバレッジを自分で決めるという作業です。まずは大きなレバレッジでのトレードがどれだけ危険かを例を使ってご説明します。

例えば自己資金が100,000円でレバレッジ500倍のトレードを行ったとします。1ドル110円の米ドル/円であれば、100,000円でどれぐらいの通貨量が買えるかは以下の計算式より導き出せます。

100,000円 × 500倍 ÷ 110円 = 454,454通貨

結果として約45万通貨を購入することができ、これだけの通貨量を買えば勝った時はすごい金額の利益が出ますが、逆に負けた時の痛手も大きくなります。ちなみに100,000円で45万通貨を購入した場合、わずか23pipsの損失で資金の全額がなくなってしまいます。レバレッジ500倍というハイレバレッジな取引が非常に危険なものであることが理解できると思います。

それでは次にレバレッジを20倍に制限した場合はどうなるかをご説明します。先ほどと同様に自己資金100,000円で、1ドル110円の米ドル/円をレバレッジ20倍でトレードすると決めたとします。通貨量を求める計算式は以下のようになります。

自己資金 × 自分で決めたレバレッジ ÷ 1ドルのレート

これに数字を当てはめると

100,000円 × 20倍 ÷ 110円 = 18,181通貨

となり約18,000通貨でトレードをおこなうことになります。発注量を100で割れば1pipsがいくらか分かりますので、18,000通貨の場合は1pips=180円です。ですのでこのトレードがどれぐらいまで損失を許容できるかというと

100,000円 ÷ 180円 ≒ 555

となりますので、約555pipsの損失まで許容できることになります。

このようにレバレッジを最初から決定し、購入量を決めることで思わぬハイレバレッジでトレードする危険を避けることができます。

MT4 EAとレバレッジ

MT4 EAを使用するにあたってもレバレッジについて考えることは非常に重要になります。MT4 EA自動的にトレードをおこなうソフトですので、MT4 EAを稼動している間はほとんどの方はFXチャートを見ていないと思います。

そのためハイレバレッジでMT4 EAを稼動させていた場合、大きな値動きがあると大きな損失につながることが多くなります。

通常のMT4 EAには発注するさいの発注ロット数をパラメーター上で設定することができますので、自己資金量から発注ロット数を計算してパラメーターに設定すれば、自動的にそのロット数で発注されます。

当社の開発するMT4 EAではさらに、資金量の増減に合わせて自動的に発注ロット数を調整する「マネーマネージメント」機能も搭載しておりますので、発注する前にいちいちロット数を計算する必要がありません。当社のMT4 EAはすべて無料で提供しておりますので、ご興味のある方はブログ訪問をきっかにぜひ下のボタンより無料EAを取得されてください。

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