マクロン氏の支持率が高まる
昨日の為替市場はドル売りすすみました。
ドル円のレートは112円台半ば付近から111円半ば付近まで、一気に100pips以上下落しました。
この円高の要因には、はっきりとしたものは無いようで、どうやらドル買いの理由が見当たらない場面での調整相場の様相が濃くなっています。
前回のFOMCで利上げはおこなわれたものの、今後の利上げペースは今のところ年3回のペースを上回る可能性を示唆するような情報も無く、トランプ大統領の経済政策への期待値も高まっていません。
そのため米国債利回りの下降し、ダウ相場も大きく後退しました。
とくに米株式市場では銀行株を中心に値を下げています。
銀行株はいわゆるトランプ相場のイメージを印象付ける部分であり、その銀行株の下げはそのままトランプ大統領の経済政策への不安感につながるようです。
また米ドルはユーロに対しても弱いようで、ユーロ買い相場になっております。
その要因のひとつに仏大統領選の世論調査で、中道独立候補のマクロン氏が優勢との調査結果が出たことがあげられます。
決選投票では、マクロン氏が勝利するとの回答が64%で、ルペン党首の36%を大きく上回ったようです。
また昨日はポンドの強さが目立ちました。ポンドドルは本日に入り一時的ながらも節目の1.25を突破しています。
これは昨日発表された2月英消費者物価(CPI)が、いずれも予想を上回る強い内容だったことが一因になっているようです。
この内容は今後の英国の利上げをイメージさせるもので、今後の英経済の動向には注意が必要になります。
明日3/23の21:00にはイエレンFRB議長発言が予定されています。
今後の利上げペースに関する、なんらかの発言があるかもしれません。
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