ECBは追加緩和見送りもドル買いの理由は?
2016年09月09日
昨日はECB政策金利が注目されました。
市場は追加緩和については見送りを予想していたようですが、その通りになったようです。
その後のドラギ総裁会見では、「追加緩和は当面必要ない」と発言。
また「資産購入プログラムの変更の可能性を検討」とも述べました。
市場は10月かあるいは12月の追加緩和を予想していたので、それを後押しする内容です。
その後0時に米週間石油在庫統計が発表されましたが、予想の+63.1万バレルを大きく下回る-1,451.3万バレルとなったことから、ドル買いの勢いが優勢になり、一時ドル円は102.5円を超えました。
現在も102円を越えたところで動いているようです。
現在の為替相場は、FOMC、ECBや日銀の追加緩和などに対して判断を決定付けるような材料に乏しく、不透明な状態になっています。
様々な経済指標の結果や要人発言があっても、相場に中期的な一本の幹になるような見方があれば安定するのですが、今はそれを失っている状況です。
このようなケースでは、それほど大きな内容のイベントでなくても、相場が乱高下しやすくなります。
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