ドル円100円割れ、本日FOMC議事要旨
昨日のドル円は英国民投票時以来となる一時100円割れとなりました。
特にドル売りを加速させるような材料はなかったのですが、先週末からの米経済指標の弱さや、サマーバケーションで市場参加者が減少しており、売りが売りを呼んでいるといった状況なのかもしれません。
ただその後のダドリー連銀総裁の「利上げの時期に近づいている。9月の利上げはあり得る。状況を考慮すると10年債利回りはかなり低い」との発言を受けてドルが買われ、99.5円付近から一気に100円を超えてきました。
ハト派で知られたダドリー総裁の、タカ派寄りの発言でしたので相場に影響を与えたようです。
ポンド円も128円台まで下落しましたが、ダドリー発言で130円台に回復、現在は131円付近にあります。
昨日発表された英コアPPIは、予想0.8%に対して1.0%と強い内容でした。
これは英国民投票後のポンド安で輸入品の価格が上がり、それが商品価格に反映されたかたちです。
この結果については、市場は折り込み済みのようで、相場への影響は限定的でした。
しかし、ここまで物価高が急速に進むと、これ以上のポンド安は英国民の家計を直撃しかねないため、英中銀は今後の追加緩和の実施について慎重にならざるをえません。
まだまだ様子見は続くでしょうが、今後はポンド高方向への動きも警戒すべきかもしれません。
さて本日は27:00にFOMC議事要旨の発表があります。
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