PCEデフレーターに反応
2016年08月03日
昨夜のNY市場では米個人消費支出(PCEコアデフレーター)前月比が発表されました。
予想通り+0.2%だったものの、前回の+0.3%からは落ち込みを見せ、さらに同時に発表された米個人所得も予想の+0.3%に対して+0.2%と弱い内容になりました。
この結果を受けて、市場はドル売りが優勢となっており、ドル円は100円台に下落しました。
通常PCEデフレーターに対しては、相場はそれほど敏感に反応しないのですが、材料薄のなかでのネガティブなファクターの発表だったことが、この動きに繋がったのでしょう。
また昨日午後には第二次安倍政権では最大となる28.1兆円の経済対策が発表されましたが、安倍総理が先月の福岡での講演で既に述べていたので、市場では折込済み。
また実質的な部分での政府支出は6兆円程度にすぎないことから、市場の反応はありませんでした。
本日は米7月ADP雇用統計が発表されます。
8/5に発表される米雇用統計ほど市場に影響は与えませんが、昨夜のPCEデフレーターのように材料薄の中ですので、一時的に大きく相場が動くおそれもあります。
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