XM社のマイクロ口座のバックテストでFXDD社のヒストリカルデータを使用する方法

2016年03月31日

今回はXM社のマイクロ口座のバックテストを、FXDD社のヒストリカルデータを使用して実行する方法をご紹介いたします。

ご存知の通りXM社のMT4のサーバー時間は、FXDD社のサーバー時間と同じですので、FXDD社のヒストリカルデータをそのまま使用してバックテストを行えます。

ただしXM社のスタンダード口座は通貨ペア名がFXDD社と同じであるのでそのまま使用できますが、マイクロ口座の場合は通貨ペア名の後ろに「micro」が付くために、そのままでは使用できません。

そこで簡単な加工を行うことで、使用可能な状態にします。

今回はEURUSDmicroのヒストリカルデータの作成を例にご説明しますので、参考にされてください。

[1]XM社のMT4を起動しマイクロ口座のIDでログインします。

[2]チャートのツールバーの「気配値表示」をクリックし、通貨ペアリストを右クリック→「すべて表示」をクリック

XMマイクロ01

[3]気配値表示の通貨ペアに「通貨ペア名+micro」が追加されます。

XMマイクロ02

[4]ツールバーの新規チャートの作成をクリック→「EURUSD」をクリック(※「EURUSDmicro」ではありません) チャートが表示されたら1分足に設定してください。

XMマイクロ03

[5]ツールバーの「ファイル」→「データフォルダを開く」

XMマイクロ05

[6]「history」をクリック→サーバーのフォルダをクリック

XMマイクロ06

XMマイクロ06-2

[7]ここで一旦MT4を閉じます。

[8]フォルダ内のファイルを全て削除します。削除後はウインドウを閉じます。

XMマイクロ07

[9]以下のURLから「EURUSD」の1分足ヒストリカルデータをダウンロードします(圧縮されているので、ダウンロード後は解凍してください)。

1分足ヒストリカルデータ

1min







[10]MT4を再起動します。

[11]チャートをクリックしキーボードの「Homeキー」又は「Leftキー」を長押しして、チャートの動きが止まるまで過去のデータに遡ります。

[12]ツールバーの「ツール」→「ヒストリーセンター」をクリック

XMマイクロ08

[13]通貨ペアの「EURUSD」をクリックして1分足を選択→「インポート」をクリック→「ファイル名」右側の「参照」をクリックして、ダウンロードした1分足ヒストリカルデータのフォルダを選択します。

XMマイクロ09

[14]ウインドウ右下の「MetaQuotes files(*.hst)」か「All Files(*.*)」を選択し、表示された「EURUSD.hst」をダブルクリックします。

XMマイクロ10

[15]ファイル名の最後尾が「EURUSD.hst」となり、表示されたデータの一番下が2005年のものであれば「OK」をクリックします。

XMマイクロ11

[16]ヒストリーセンターを閉じます。

XMマイクロ12

[17]気配値表示の通貨ペアの中から「EURUSDmicro」をチャート上にドラッグ&ドロップします。これでチャートがEURUSDmaicroの1分足に変わります。

XMマイクロ13

[18]先の手順の[5]および[6]と同様にしてツールバーの「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックしてからサーバーフォルダのヒストリカルデータを表示させます。その後「EURUSD1.hst」のファイル名を「EURUSDmicro1.hst」に書き換えます。書き換えが終ったらフォルダを閉じます。

XMマイクロ05

XMマイクロ06

XMマイクロ06-2

XMマイクロ15

XMマイクロ16

[19]MT4を一旦閉じて再起動させます。

[20]ツールバーの「ファイル」→「オフラインチャート」をクリックします。「EURUSDmicro,M1」が表示されますので、これをダブルクリックします。

XMマイクロ17

[21]ツールバーの「ナビゲーター」をクリック→チャートの「EURUSDmicro,M1(offline)」がアクティブになっていることを確認→ナビゲーターの「PeriodConverter」をダブルクリック。

XMマイクロ18

[22]PeriodConverterの値を5に変更し「OK」をクリック。これでEURUSDmicroの5分足が生成されます。

XMマイクロ19

[23]同様にしてPeriodConverterで15、30、60、240、1440をそれぞれ生成します。途中で以下のようなウインドウが開いたら「OK」をクリックします。

XMマイクロ20

[24]それぞれの足の生成が終了したら、MT4を閉じて再起動させます。

[25]ツールバーの「ファイル」→「オフラインチャート」をクリックします。以下のようにEURUSDmicroの各時間足データが作成されていればOKです。

XMマイクロ21

[26]バックテスト時の通貨ペアの選択は「EURUSDmicro」にしてください。

XMマイクロ22

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