中国株が大幅続落
皆様ご存知のように中国株が大幅に続落しています。
6/12に5166.35の最高値をつけたあと、現在3625付近まで下げました。
実に30%に下落です。
中国株のバブル崩壊は誰の目にも明らかな状況です。
以前これと同じようなケースがありました。
2006年1月(1161.06)から上がり続けた中国株は、2007年の10月に最高値(6092.06)を記録し、その後2008年の10月までの約1年間で1728.79まで下落しました。
わずか1年間で株価が3分の1以下になったということです。
ただしこれは、今回のケースとは内容が異なります。
2007年前後の急騰急落は中国政府の「株式分置改革」の取り組みが背景にありました。
ようは実体経済とは全く違うところで、株価が変動していたことになります。
しかし今回は単純に中国経済懸念による株売りが原因です。
特に中国は株式市場の大半を個人投資家が占めていますので、マネーゲーム的な要素が強く、急騰急落になりやすいという環境があります。
実体経済と中国株のレート変動の関連性はあまり深くないと言われていますが、中国の経済指標の落ち込みは現実に起こっています。
中国側が発表する経済指標そのものも、信頼性が低いという意見もありますので、今後も中国株式市場は不安定な状況が続くでしょう。
今回中国株は急落しましたが、まだまだ1年前に較べたら80%近く高値の状態です。
中国経済崩壊とまでの判断は下せないでしょう。
為替市場にも幾分かの影響は見られますが、現在のところ調整程度のようです。
とりあえずは必要以上に注意を払う必要はありませんが、中国の経済指標発表時だけは要注意です。
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