FOMCは慎重姿勢でした
2015年06月20日
今週の大きな出来事を、おおまかに分けると以下になると思います。
・黒田総裁発言・FOMC
・ギリシャ問題
まずは先週10日の衆院委員会で発言した「ここからの円安はありそうにない」との自身の発言について、16日の参院委員会で「為替の水準や先行きについて言ったものではない」と否定しました。
これを受けて、ドル円市場は一気にドル買いの動きが見られました。
FOMCではイエレン議長が「労働市場には循環的な弱さが残る」と今までと変わらず慎重姿勢を貫きました。
ただ市場では、利上げペースは緩やかなものの、年内の利上げは確実視されているようです。
ギリシャ問題については、チプラス大統領が16日に「ギリシャが苦境に陥っている原因はIMFにある」と債権団との対決姿勢をみせ、ユーロ売りがすすみましたが、今週末になりユーログループに提出する新提案について、議会承認を行ったと報じられるなど、問題解決期待が出ているようです。
今月末にはIMFへの一括返済があり、残り日数がない中で急激な進展がある可能性もありますので注意が必要です。
来週は材料薄になりそうな状況で、ギリシャ問題に加えて、6/24のアメリカGDP確定値、6/25のアメリカ個人消費支出に注目が集まりそうです。
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