2015年5月の米雇用統計。失業保険申請件数を反映か
2015年05月08日
本日21:30に米雇用統計が発表されます。
先月の米雇用統計では、失業率は予想どおりだったものの、非農業部門雇用者数が予想を大きく下回り、その後のドル売りにつながりました。
雇用統計を予想するさいに用いられる指標に新規失業保険申請件数、失業保険受給者数、ADP雇用統計があります。
新規失業保険申請件数と失業保険受給者すうは、ここ最近改善傾向にあり、雇用の改善を期待できるものです。
しかしこのデータが失業率に反映されるには数ヶ月のタイムラグがあるといわれています。
実はこの二つの指標は3月あたりから改善の方向に向かっています。
そろそろ失業率に現れてくるかもしれません。
またADP雇用統計ですが、5/6に発表されたものは大きく予想を下回るものでした。
4月の内容も悪く2ヶ月連続+20万人割れとなりましたが、これは昨年4月以来になります。
この指標は非農業部門雇用者数に関連があります。
少しばかり、結果がずれることもありますが、ADP雇用統計が大きく予想を上回ったり下回った際には、非農業部門雇用者数も同様の結果になることが多いです。
今回の雇用統計には良い材料と悪い材料が混在していますので、結果を予想しにくい状況です。
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