対米ドルでは円安が進む。FOMC議事録の反応は?
2015年04月12日
今週は対米ドルでは円安がすすんだ週でした。
4/8に発表されたFOMC議事録では、6月利上げ指示は数人で、大半が年後半の利上げを支持するなどで、6月利上げ期待はほぼ立ち消え状態になっているにもかかわらず、ドル買いの展開になりました。
これは6月利上げの可能性は少なくなったが、いまだ年内の利上げは期待大との判断なのでしょう。
その後も週末の調整が入るまで、ドル買いはすすみました。
アメリカの経済指標の内容は、そこまで強いものではなかったにもかかわらず、円安が進行する背景には、アメリカの第1四半期の指標の弱さは悪天候や港湾ストの影響で第2四半期は堅調との見方からのようです。
逆に対ドル以外のクロス円では、円高になっている通貨も多いのが現状です。
これは中曽日銀副総裁が、物価基調の変化がなければ追加緩和は不要との発言を行ったことにも要因があるでしょう。
こういった、対ドルとその他のクロス円との方向性が逆行する状態は今後も続く可能性があります。
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