市場は混沌、相場の方向性が見えない状況
現在、G20、原油安、ウクライナ問題、ギリシャ問題と市場に大きな影響を与えるような材料が数多くあります。
このそれぞれに関してハッキリとした方向性が見えてこない状況です。
まずは昨日幕を閉じたG20ですが、ルー財務長官は通貨安誘導の発言には苦言を述べましたが、各中銀の金融刺激策を指示し、結果的な通貨安には寛容な姿勢を見せました。
米ダラス連銀総裁からも、早期の利上げが賢明との発言。
FOMCの対応が待たれます。
原油価格は一時底をうち買い戻しが優勢でしたが、ここにきて再度50ドルを割ってきました。
本日早朝に発表された米週間石油在庫は予想以上に増加、供給過剰が懸念される状況です。
ウクライナ問題は、ウクライナが停戦合意を再確認との情報もありましたが、現在のところハッキリとした声明は出ていません。
ギリシャに関しては、一時今月終了する救援プログラムが延長で合意との報道があり、一気にユーロが買われましたが、どうやらこれはガセだったようで、その後ユーログループ議長の会見では延長には合意してないとの発表があり、情報が混沌としている状況です。
次回の協議は16日にもたれる予定です。
こういった複数の材料が複雑にからみあい、為替以上では方向がつかめないような動きが続いています。
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もちろん今後も大きな相場の動きが予想される際には、いつも申し上げているようにEAの稼動停止や、ポジションの整理、発注量の調整などの必要が出てまいります。
こちらのブログでも、随時お伝えしてまいりますが、使用者様に関してはご自身で危険性を感じた場合は、そういったリスク回避をおこなっていただくことをおすすめいたします。
本日は、19:30よりカーニー英中銀総裁の発言、22:30より米1月小売売上高及び新規失業保険申請件数の発表があります。
どれも市場に大きな影響を与えるものではありませんが、最近は要人発言でサプライズが飛び出す傾向がありますので、ポンドがらみのトレードは要注意です。
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